saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

職業は探偵、してその実体は仮面ライダーW

熱が冷めると、その時、その事、に関して普通にやれている事が出来なくなる。
なんの話かってゆーと、仮面ライダー視聴レビューみたいな事をクウガの時代から営々と続けてきて、何度か作品によっては谷底もあったとゆーこと。
一番苦しかったのは仮面ライダー剣だったと思う。「職業としての仮面ライダー」なんてゆーのも新機軸で、それぞれの設定も嫌いじゃなかったんだけど、何となく面白くない・・・って思ってたのはどうやらchikaだけじゃなくて実際、このシリーズの後半は脚本をかなり換えてのテコ入れがあった。
ディケイドの前半を担当した會川昇氏の起用である。
話が過酷な運命を背負った相川始=仮面ライダーカリスと主人公の剣崎一真の相克に移り始めて、かなり面白い作品になったのだけど、その頃、chikaは視聴を中断した恰好だったから、その復活を心底楽しめなかったのを今でも覚えている。
作品を作るときには誰もがそうだと思うんだけど「今回はいっちょう思い切りつまらないものを作ってやれ」とは思わない、、のに、結果は厳然と出てくる。
売れそうな要素を一杯仕込んでも外れるときは外れる。不思議なものだ。
でもそうゆー作品には共通した雰囲気があるように思える。それは「空回り」感である。
視聴者がその世界観にのめり込めないナニかがあって、それが「空回り」感を生む。
で後はそういったものを感じている人間の数の勝負。作品にのめり込む人間の数が増えればヒットになり、空回りを感じて離れていく人間が増えれば・・・まぁ当たり前の事なんだけど。

長々と前置きが長くなったけど仮面ライダーW・・大丈夫?
普通だと視聴したその日のウチにあれこれ感想が浮かんできてブログに書きたくなるんだけど、、コレ書いてるのはかなりたってからだし、、まあアノマロカリスドーパント編は結構、落ち着いた作りになって来て、これ位のレベルがベースになって1年の長丁場を凌いでいくなら、それはそれでって感じだったけど、、。
それに水中戦から上がったWの顔に水滴が映ってたり、あすかの頭を亡き父の代わりに撫でてやるフィリップパーツのWとか、結構細やかな作りなんだけどなぁ、、。
 一番生身の男が似合う職業である「探偵」と、超人の端くれである「仮面ライダー」。この禁断の組み合わせに成功したら拍手ものなんだから。がんばれW。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!