saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

昭和と平成との衝突

RXを初めて見たときは「何、このモグラ、、うーんそれとも蜂?コオロギ?」って感じだった、、それにあの襟立てデザインと相まって終始俯いているような姿勢。
先代ブラックがかなりシャープなデザインだっただけに、あの頃相当、違和感感じてたのを、改めてディケイド・RX編見てたら思い出しました(笑)。
その思いは今も変わらず、ディケイドのコンプリートフォームやディエンドを見た後でさえ「やっぱりRX、、、ヘン」って感じ。
蘇ってきた「ヘンな感じ」のもう一つは「世界の危機を救う戦いがなんでこんなにこじんまりした局地戦なの?」って疑問。
勿論これは平成ライダーだって同じ事なんだけど、平成ライダーの幕開けとなったクウガでは、ちゃんとその辺を意識して警察組織との連携を軸に置いてたし、相変わらず「世界の危機を救う局地戦」設定の平成ライダーでも「そんなのお約束でしょ、今更突っ込まないの」ってゆー堂々たる開き直りで押し切っているし(笑)。
この差ってどこから来るんだろうって思ってたら「悪の組織・ショッカー」ってゆー敵役にあったんですね、、、「世界の支配をもくろむ悪の組織」、それ自体が昭和とゆー時代じゃ成立しなくなってる。
同じ成立しない敵でも、説明できない空間や次元から現実に進入してくる異生命体の方がまだ納得出来るってか「お約束」で済ませられる。
つまり昭和ライダーと平成ライダーでは世界に対するまなざしが違うって事なのかな。
現実的には存在しえない「世界の支配をもくろむ悪の組織」でも、まだファンタジーとしてなら(辛うじて、いやだからこそかな?)敵役として設定できた昭和と、自らそれを捨てた平成。

昭和と平成との衝突、ディエンドの「仮面ライダーの世界を巡る旅」とは、そんな側面もあったりして(笑)。

とかとかの考察は別として川原和久さんのアポロガイストはやっぱり、「相棒」の伊丹憲一刑事を思い出して、横から亀山刑事が顔を出して「お前何やってるんだよ」とか冷やしてそうで、ニヤニヤものでした。
それに倉田てつをさんの登場、、、京本正樹さん辺りが出てくるよりずっといいけど、ドアップなんかで彼の顔に刻まれた年輪見ると、なーんか複雑な気分。それにしても士の正体って何?
 もう最終話も近いとゆーのに、、。鳴滝が「夏海が瀕死の状態にあるのはディケイドのせい!ユウスケもディケイドに係われば何れ同じようになる!そして門矢士自身も同じようになる!」って感じで、門矢士とディケイドを区別した喋りをこの回初めてやったけど、それに関係あるのかな?
とゆーかディケイドの場合、毎回、脚本が変わるけど、それには誰が統一性持たせてるんだ?

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