saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

地方都市

現代、東京への一極集中とゆーことについて・・日本の人口は、減少に向かってまっしぐらなのに東京の人口が減るのは、2015年前後と予測されているそうで、その後も、減少の速度は遅く、イメージ的には「生まれる子は少ないが、その子達はやがて東京に集まってくる」みたいな状態らしい。
タレント知事さんたちは「地方の時代」を声高に叫ぶしかないから、その方向で頑張ってるけど、実際には東京と地方との格差って広がるばかりなんだろうなって思う。
こんな状態がずーっと続けば日本全体がどーにもならなくなるのは目に見えているんだけど、これって環境問題考えてCO2減らすよりずーっと難しいことかも知れない。
環境問題もこの問題も一人一人の生き方とゆーか価値観と別ちがたい所で繋がっているんだろうけど、その繋がり方のレベルが違うんだと思う。
誰だって人生に成功したいし、成功する為の条件が多い場所にいたいと思う、それ以外にも、一杯、美味しいモノ食べたいし、おもしろおかしく暮らしたいし、、数え上げれば東京が人を吸い付けていく理由は膨大にある。都会の孤独なんて馬鹿言ってられない、地方にだって十分、孤独はあるんだから。
マクロな目で見れば、日本国内の外国人労働者の増加だってこの「一極集中」の構造で読み解ける。逆説的かも知れないけど、物理的な距離が、交通手段や情報流通の発達のせいで、どんどん縮まっている今、「故郷」が人の存在理由の大きな部分を占めていた時代は終わりつつあるんだと思う。
 なんちて(笑)。

なんでこんな事を書いてるのかとゆーとたった今、ゴールデンウィーク中のお仕事・つまり地方出張サービス(デート)の様子を思い出しながら蝦頭用にテキストを打ち終わったばかりで、頭の中に地方・田舎のなんとも言えない侘びしい世界がリフレインしてるからなのだ(笑)。
田舎ってゆっても名の知れた観光地ならそれなりの華やかさもあるんだけど、所謂、ごく平凡で弱小な地方都市に至っては「東京」なんて存在は半ば神の国のように見えるんだから。
純粋な大阪人であるchikaにしたって、本音では東京の魅力には意地を張り通せないくらいだし。
出張サービスで出向いたのは泉南(おいおい言っちゃっていいのか)にある小さな都市なんだけど、そこには海も山も畑も田圃もある癖に「華やかさ」だけが死んでて、chikaみたいな特殊風俗に生きる人間にとっては、そこにいるだけで酸欠状態になってしまうとゆーか、、。いや、決して悪口をゆーつもりはないし馬鹿にしてるわけでもないし・・でもそーゆー事なんだ。
たとえば極端な例だけど、地方都市ってか、田舎にも女装趣味の人やSM愛好家やゲイもいればホモもいるワケなんだけど、その人たちは間違っても矢島美容室みたいなユニットを洒落で作っちゃう事は出来ないし、それなりの年齢に達した男はGacktみたいに「遊び」でアゲ嬢に変身したりは出来ない(笑)。
それらは、それが許容される空間に生きているから可能なわけで・・・で「東京」ってか、欲望と充足が一極集中する空間が、本当にあって、その為に「光と影」の関係みたいに地方はどんどん疲弊するわけ、、。面白いよね、、人間って。

PS 「小悪魔ヘヴン」でのGacktの女装、、NHK大河「風林火山」の上杉謙信が存外に良かったGacktだけにうーん微妙な気分。いくら流行だからってサ。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!