スローバラード
のどにガンが見つかったのは06年7月。ガンを「新しいブルース」と言いなぞらえて「何事も人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念できれば。またいつか会いましょう。夢を忘れずに!」と、「夢」を己と人間から最後まで切り離さなかった人。
ガンからの生還者が多いので、清志郎さんも「てっきり」帰って来るんだと脳天気に信じ込んでいた、、。
人生で一番大切な思い出を歌にしてchikaに贈ってくれた人。ご冥福を「悪い予感のかけらもなく」。
スローバラード
昨日は車の中で寝た
あの娘と手をつないで
市営グランドの駐車場
2人で毛布にくるまって
カーラジオからスローバラード
夜露が窓を包んで
悪い予感のかけらもないさ
あの娘の寝言を聞いたよ
ほんとさ
確かに聞いたんだ
カーラジオからスローバラード
夜露が窓を包んで
悪い予感のかけらもないさ
僕ら夢を見たのさ
とってもよく似た夢を