saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「切なさ」と「始末の悪さ」

 「プププの」で何度か取り上げてるソフトバンクモバイルの「白戸家」CMシリーズ、絶対に人間に見えない犬のお父さんのシュールさが売りだって言ってきたのに、ここに来て普通路線に変更?みたいなのが同CMの最新作「同窓会」編。
 「白戸が犬になるとはなぁ」「俺だって思ってもみなかったよ」って事は、犬パパはその昔、人間だったってこと?
 誰もが普通に考えそうな設定じゃ面白くないのよ、このシリーズは。
 でも上戸彩ちゃんが「同窓会、面白かった?」って心配げに、犬パパに問いかける辺りから、違う意味の面白さが顔を覗かせて秀逸なんだよねこのCM。
 娘の問いかけに答える北大路欣也さんのしょんぼりした声のリアクションとカイ君のやや俯き加減の(それでいてどこから見ても犬にしか過ぎない)ポージングの微妙なズレが最高ですね。
 そして娘に対して、こんな状況にすっかり慣れてしまっているのか、あるいは「夫」を信用しきっているのか、なんにも心配していないような口調の樋口可南子学長ママの組み合わせ、このCM、ひょっとして「深い」?
 更に、今回のCMなんだか凄く切ないのだ。こんな切ない気分にさせられるCMって、CMとして優秀なんだろうか、って妙な疑問を抱くほどに。相手が犬だけに、こちらの胸に湧いた同情の気持ちさえ、持っていけない気がして尚更始末に悪い。
 切なくて始末に悪いのは、オリックスの監督交代劇。
コリンズ監督の恋人・シルクちゃんによると「監督はチームの為に相当、力入れてフロントとかと関係結んでたんです。でも、その方向で努力しますっていう口先の反応だけで実際には何も進展しなかったみたい。そういう消耗の日々を送りながら、ある日、数十年、費える事がなかった野球やチームへの情熱が自分の中になくなっているのに気が付いて、これはもう監督をやめるしかないと決心されたんです。私、野球の事は専門じゃないですが、それって凄くまっとうな答の出し方だと思うんです。」・・・まあシルクちゃんがあるラジオ番組で喋ってたのを運転中に聞いたのを起こしたんで完全じゃないんだけどこんな感じ。
それに惚れた男の事を語るオンナの言葉にどれだけ客観性があるかどうかは判らないんだけど、この後、彼女との初コンタクトの時に両手一杯の花束と高級ブランド品のプレゼントでアグレッシブに現れたエピソードとか、オヤジギャグを連発する男だとか、、そんなのを聞くと今回の辞任劇も結構、ブシドー的なものだったような。
・・・メジャー2球団で通算444勝した経験の持ち主だよ切ないよね。
 始末に悪いのは清原監督説、日本の政治がはっきり変質してガタが来だした(ガタが露見しだした)のは劇場型政治とも言われた小泉が登場してからだと思うんだけど。
それでさすがに小泉型じゃ本気の落ち着いた政治は望めないってゆーのが安倍ちゃんで思い知らされて、福田を選んでみたら、これが異常に何にもしない人で、ああ既に日本の政治は終わっていたんだと国民みんなが気付いたわけでしょ。
清原監督って何となく小泉を迎え入れ始めた頃の大衆のムードというか、タイミングに似てるような気がするんだけど。
あっいっとくけどchikaはキヨのファンだからね。

 

旅の指さし会話帳DS タイ

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