saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ネオ八百万の神

 サザンの「真夏の果実」は、隠れ名曲だと思うんだけど、一番、どきっとするのが「マイナス百度の太陽みたいに」の下りかなぁ、一見ベタな表現みたいに見えて、コレが海から上がったばかりの恋人の肌の感触とかパッションとかをすごく上手く言い表していて桑田さんの才能を凄く感じさせる。
って事で、今日はお国を果実に例えるベタベタの例え話から。
果実なら成熟・熟成・腐敗の行程の中で種子が産み落とされ、次の命を育むわけだけど、国家は腐敗してしまうと自らの再生以外に生き延びる道はないように思う。
国家を形作っているのが政治だけとは思っていないけれど、その役割の果たすところは否応もなく大きい。
 今後、政局が揺れ動いていって民主に政権が変わろうと、その母胎は自民なんだから、政治も日本の堕落没落状況もあまり変化はないだろうと思う。
それでも今、一番肝要なのは「民主か自民か、その選択を考える」ことではなく、「変わる」こと自体なのだと思う。
皮肉な言い方をすれば、能動的に変化を望む国民が背景に付かない限り、どちらに転んでも、もうこれ以上この国を悪くするパワーすら自民にも民主にもないだろうから、「どちらがましか」なんて感覚で選択をしても同じことなのだ。
でも例え最善の選択が行われ政治や経済が少しくらい変化しても日本の先行きは暗いのかも知れない、、、で今、必要なのは(時には)血を流すことさえ庶民に求める「宗教」なんじゃないかと思ったりする。
日本の現状だと、拝金主義だって拝金宗教って読み替える方が凄くわかりやすい。これが幾つかの諸外国では歴史が育んできた純正宗教がそのままその役割を継承してるわけで、人々の間に共通して信じられる価値観というか筋道がつまり「宗教」なんだと思う。
経済格差の過酷ぶりと政治家達のぐだぐだ迷走ぶりを見てると、もう日本に残っている切り札は「宗教」しかないように思うし、現実に「その中心に神も仏も必要としない宗教」が人々の中に生まれつつあるような気もする。
女子高生のパンティ・親殺しの斧・ブランド偽装etc・・・「ネオ八百万の神」。
 まあこんな事を書く気なったのはミャンマーのニュースに心が震えるからなんだけど。

桑田佳祐コレクション~α波オルゴール・ベスト

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