風神雷神2

前の「功名が辻」は「当番制名演技」ってか、「前は織田信長の舘ひろしが凄かったけど武田鉄也の立ち往生演技だってなかなか」みたいなのが凄く楽しみだったんだけど、前回の桜井幸子ちゃんの禰々を見て「風林火山」もひょっとしてと思ってたら、来ましたね。
竜雷太の甘利虎泰。
この人、なんとなくchikaの中では「太陽に吠えろ」のゴリさんの成れの果てみたいなイメージしかなかったんで、ビックリしました。
対するゲキゲキ由布姫もなかなかなんだろうけど柴本幸ちゃんの場合は「演技」というより、巧まずとも、とにかく熱演すると自動的に由布姫そのものになってしまうみたいな気もするので、評価は保留。
だって顔の造作がゲキゲキだし（笑）。

エキスポの「風神雷神2」、、凄く、怖くて痛いニュースでした。
大阪人なら「風神雷神2」の存在ってかなり浸透してる筈で、それがあーゆー形の事故起こしてかなりショック。
chika的にジェットコースターの類はどうも信用出来ないってか、絶対無理な移動体の癖に、それに乗ることが「遊び」として成立してるのが不思議で、いつも「あれが止まらなくなったらどーなるんだろう？」とか「レールから外れたら」とか思っていたわけで、、、でもその裏側には「絶対大丈夫」ってゆー思いもあって。
それが今回、見事にひっくり返されたってゆーか、、、。
これから「風神雷神2」が再運転されるかどうか分かんないけど、された所でそんなのに乗る人間っているんだろうか？
ＪＲ関西の場合はあんな脱線事故起こしても、その後、多くの人は（生活しなきゃいけないから）平気で電車に乗れるけど、こっちは「遊び」の道具だし、その「遊び」の目的は「スリル」なワケだし。

「スリルを楽しめるのは絶対安全だから」っていう大原則を壊しちゃった今、今後どんなことが波及的に起こるんだろう？
今の日本が病み始めたのは、社会の中に今まであった色んな「大原則」が、いくつかの大きな出来事のせいで壊されて来た部分も沢山あると思う。
「サリン事件」なんかも日本人の心の中にあった「大原則」を崩壊させる為の大きな一撃だったと思うし、、。