saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

喪失感

 夜討ち朝駆けみたいな感じで東京は上野まで行って来ました。
 お巡りさんの嗅覚をかいくぐりながらツーシーターを飛ばすこと飛ばすこと。
 曇り空でドライブ日和りってわけには行かず、富士山見たかったなぁ、でもよく考えたら車で東京に行くのは今回が初めて。
 今まで何度か友達の車で首都高を体験したことがあって「こんなんよう運転せんわ。オーサカの環状線運転できたら首都高楽勝ってよーゆーけどアレ嘘やろ」みたいな感想しか抱けなかったので、東京は車ペケの人だったんだけど。 どうしても車でないと果たせないお仕事があったもので(内容はヒ・ミ・ツ、うふっ、、ってか蝦頭系のです)。
 高速から見える日本平あたりの桜だとか芝公園の桜と東京タワーなんかよさげでした。
 しかし首都高から見下ろす東京の貌って建物グチャグチャ、まさにカオスって感じ、大阪人から見る「東京」ってお高くとまってるイメージなんだけど、どちらかというと「香港・タイ・ベトナムとどー違うねん」って(笑)。
 上野での濃縮エロタイムについてはいずれ蝦頭で書くことにして今日は全然関係ない話。
 帰りは夜遅く養老SAのレストランでオリエンタルカレーを食べたんですが、一口食べた途端に思い出したのがココイチのグランドマザーカレー!ココイチの方が香辛料がきついってゆーか、工夫があるんだけど、味の第一印象が同じ!昭和の味やん!懐かし〜い。
 最近のこの国って良い意味でも悪い意味でも、物心共にどんどん何でもありになって来て、逆に確かなモノは何もない状態でしょ。
 味にしたって同じでお家にいたってグリーンカレーとか食べられるんだけど、自分の記憶に深く結びついたような「味」にはなかなか出会さないってか、どんどん喪失して行ってる感じ。
 この「豊かなのに薄い」感じの巨大な先駆けはアメリカ文化だと思うんだけど、、まさかこの日本という国がそんな風になっちゃうなんて。
 「喪失感」と言えば仮面ライダー電王。ハナちゃんがイマジンによって破壊された未来から来た人間であり特異点ってあるって事は判ったんだけど、良太郎も特異点なわけで、、、、うーん理解できないぞ。
 っというより良太郎お姉ーちゃんの望遠鏡エピソードの伏線を用意した所を見ると、意外と電王って物語は、とてつもなく悲しい結末を迎えるんじゃないかとか、それを笑いで包んでみたいな、小林女史ならやりかねんとゆーか、、。
 うーんそれと今さらながらに気が付いたんだけど電王のテーマは「今、僕に出来ることを」なんですなぁ、、良太郎のあの優しげ(たよりないともいう)な声とマッチして自己犠牲をメインにした実に儚い結末の予感が。
 「儚い」の真逆が風林火山の勘助。「晴信(市川亀治郎)が光で勘助が闇」と大井夫人が言ってるけど、こんなにギラギラとバイタリティを溢れさせた闇があるんだろうか。闇というより炎だね。むしろ国を思って戦に明け暮れる父を追いやった晴信が、結局は戦の渦中に自らを置くことになる運命の方がよほど闇ぽい感じがするなぁ。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!