saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

北朝鮮のミサイル発射

北朝鮮のミサイル発射に対してブッシュ大統領は「もしミサイルが米国に向かって飛来した場合、我々には本土を守るミサイル防衛システムがある」とCNNのインタビューに対して迎撃の準備ができていたことを示唆したそうだ。
アメリカの軍事力や基本的な外交姿勢からすると当然の答えだろう。一方で北朝鮮に対する先制攻撃の選択肢を検討しているかとの問いに対しては、「あらゆる選択肢は排除しない」としながら「最初に取る選択肢は外交だ」と指摘したのは意外な気がした。
北朝鮮のはったり瀬戸際外交に対して外交圧力の強化がどんな風に働いていくのかchikaには想像も付かないのだけれど、chikaが気になったのはむしろ、これらのニュースを受け止める私たち一般大衆の姿勢の方だ。
これが第二次世界大戦が始まった頃なら、大衆の間にも一気に戦争突入への緊張が高まっていたに違いないと思う。
けれど実際はどうかというと我々は、TVに出演するコメンティター達の「高度な状況判断」を聞いてただ静観を決め込んでいるだけだ。
勿論、右往左往した所でどうしようもないし、関東大震災の時のデマで在日朝鮮人に対して行われた不幸な出来事を思い出すと、過剰に反応することの恐ろしさも考えなければならないと思うのだけれど、、、。
でも今の、我々のスタンスはそのどちらでもないような気がする。・・・国民としてのメンタリティの問題。
随分前から鳩が走っている車が近づいても逃げなくなり、最近では下手をすると引いてしまうのではないかというタイミングでやっとこさ飛び立つという光景が見られる。あの感じを思い出すのである。

今日、関心空間手塚治虫氏の「地球を呑む」キーワード登録した時に気付いたのだけれど、chikaがこの関心空間を使い始めたのが昨年の7月で、今月で丸一年がたったことになる。
現時点でキーワード数が246、これって多いのか少ないのか微妙な所だ。関心空間を始めた頃に、積み上げた自分のキーワードの総体を眺めたら何かが見えてくるかも知れないと期待していたのだが、一向に自分というものが見えてこない。
「自分」というものは言葉では語りきれない所に位置しているのだろうか。それとも「自分」を理解するのはやはり「他人」なのだろうか。

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