saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

引き際

第26回のNHK大河「功名が辻」は、落語の名人芸、、みたいなものをどうしても連想してしまう、武田鉄也散華!!の放映回だった。
武田鉄也独特の台詞回しだとか「間」だとか、細切れアクション(ひょっとしてチャップリン意識してる?)で演じた、初老吉兵衛のモノノフとしての幼い恋と、一豊という「我が子」にかけた情愛、、、。
確かに上手いんだけど、彼の場合は、どう考えても「俳優」の演技の巧さとは思えなく、あえてその演技力に近いものを探して見ると演じるのではなく自分自身を見せてる「落語の名人芸」って事になる。
しかしまあこの脚本、館ひろしの信長、坂東三津五郎の光秀、そして今度の武田鉄也と、ビッグネームの退き際にはちゃんと花道を造ってあるのが偉いし、それぞれの俳優さんがそれなりに力を入れて演じ終わっているのが凄いですね。
この分でいくと柄本明の秀吉なんてどんな引き際演技なんだろう、凄く楽しみ。

引き際と言えば中田選手、、昔は「ちょっと自分がサッカー出来るからって生意気な奴」としか見られなかった人なんだけど、ある意味奥の深い「良い奴」で選手生活から退けたんだから、これはこれで良かったんではないかと。
でもそれも極度に発達したマスメディアのお陰かな?ちょっと前なら中田がピッチで仰向けに寝転がっていたって、そこになんの物語も付加されなかった筈。まあ昔なら中田のことを沢木耕太郎が取り上げたかも知れないけど。

PS 最近のWebの楽しみと言えば海外のトランスジェンダーさん達のブログを眺めること。
英語がバリバリだったらなぁ、、いやそうでもないか、、、意味が分かったらすっごくつまんないコトばかり書いてあったりして(笑)。
そうそうQooqle Video Clippers!の人妖コレクション、徐々に増えつつあります。この分なら、他の人に公開しても大丈夫そうなので蝦頭にパーマネントリンクこさえました。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!