saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

信楽

宇治田原から信楽へ、久しぶりのR307は年々整備されていてトンネルが増え、車の平均速度が昔より上がっている。信楽も近くなったものだ。
観光とゆーのではないけれど、お得意様への挨拶がてらに信楽にいく機会があった。
勿論、こーゆー職業なので長時間その方とお話をするというものではないので、余った時間は信楽の町歩きにあてるコトが出来た。
信楽は2・3度訪れた体験があるけれど、いずれも良い印象はない。陶芸の町が嫌いなのかと言えばそうでもないのだが、どうしても同じような狸の焼き物がズラリとならぶ町並みに好感を感じない。
けれど今回訪れてみて際だって感じたのは信楽の町自体の衰退ぶりだ。
まず観光客が少ない。そして少数ながらの観光客に笑顔がない。件のお得意さんがちらりと漏らした言葉に「儲けてる所がないわけやないんやけどな。町としては観光客目当ての、沿道の食いもん屋ぐらい支えてやれるぐらいの勢いがないとな。それがドンドン潰れていきよる、、。」とゆーのがあってこれには思わず納得してしまいました。
町歩きしてた時も、結構お洒落な店構えの陶芸店があって、中を覗くと、オリジナルの信楽焼きがギャラリー仕立てで置いてあり興味をそそられたりする。
多分、これが例えば常滑だとかだと、ちょっと買って帰ろうかとか思うのだろう。けれど、信楽では気分的にそうはならない。
何故って?それまでに目が腐る程、狸の置物を見ているからだ。一言で言って町のデザインがなっていない。
最近訪れた町では、小布施や勝山などは、町の観光資源がそれほど潤沢にあるわけでもないのに、町ぐるみの協力体制のお陰で充分魅力的なのである。
別にchikaがWebの片隅で何を書いても信楽にはなんの影響もないのだろうけれど、旅好き人間にしてみれば自分が住んでいる近在に少しでも魅力的な町があればという気持ちでこのテキストをアップしている。
まして信楽は越前、瀬戸、常滑、丹波、備前とともに日本を代表 する6つの古い焼物の窯の町。良い焼物がない筈もなく、その町が死に体じゃ勿体ないもんねぇ。

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