saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

響鬼,お前はいずれ、おれのものになる

saienji2005-09-11

 昨日は明石に出かけて須磨に寄り最後はハーバーランドなんてちょっと無茶をした上に遅番のお仕事、さすがに睡眠障害のchikaも今朝は寝過ごし、エウレカセブンは最後の5・6分しか見ていないので展開が判らず、、でもレントンはそれほど凹んでいなかった(あんた人殺してるんだよ不思議)し、エウレカも眉毛が無くなって瞳の色がおかしいものの一応、生存の様子で一安心。
 で問題は、プロデューサーと脚本の交代劇が起こった響鬼です。一番吃驚したのはヒビキ叔父自体のキャラクターの変化ですね。ヒビキ叔父って、自分の父親に会いに行くかどうか迷っている明日夢に説教を垂れるような人間じゃなかったような気がするんだけど。
 ちょっと前のヒビキ叔父なら自分の生き方でそれを気付かせるか、黙って見守ってサジェスチョンをほんのちょぴりって感じだったんだけど、、。
 明日夢に対して「母親を気遣うっていうのを口実にして少年は逃げてる」なんてことは間違っても言わなかったよな、、。その程度の台詞で人間描いた気分になってる井上脚本の臭さがまた出てるしな〜。(でも役者さん達、台詞が増えて勢いはよくなったような?)
 それとヒビキ叔父を和菓子の包装さえ出来ない「戦闘馬鹿のお調子者」みたいなのに固定しはじめてるし。だって今までの描写じゃヒビキ叔父は野営テントなんかを軽々と作っちゃうし、オートバイが運転出来ないのを「鍛えて」あっとゆーまに免許とっちゃう人だったワケでしょ。
 井上脚本じゃキャラ中の落差を弄り倒して遊ぶ傾向があるんだけど、ヒビキ叔父にこれをやると返って人物の陰影が平板になるんじゃないかな?

 でも悪い事ばかりじゃない部分もあるかな。今までの響鬼の最大の長所であり短所でもあった展開スピードが確かにスピーディにはなってるし(まあ井上脚本じゃ起承転結および出会いの全てが偶然で片づけられるから展開が速くなるのは当たり前なんだけど)、魔化魍サイドの描写も輪郭がくっきりしてるから謎解きの要素が増える筈だろうしね。
 それに、離婚した父親の作り残した犬小屋を明日夢が作ってやるエピソードとか、母・郁子に「これからもお父さんを好きでいていい?」なんて台詞を明日夢に言わせたり、確かにこの辺りは他の脚本家が出せない小技だし、、。
 で気を取り直してまだまだ捨てたものじゃない「響鬼」って思い直したのもつかの間、京介の「響鬼か……。お前はいずれ、おれのものになる…」の台詞、、やっぱ井上だわ、、。

PS chikaとすれば、この交代劇で一番気になるのは香須実(蒲生麻由)ちゃん達を初めとする女性陣の扱い。コメディパートで弄られまくるのか?あるいは井上の気まぐれで、何かのエピソードに使われ食べ散らかされて終わってしまうのか、、。でも京介なんかのキャラ遊びでグダグダになって添え物で終わる可能性が一番悲しい。

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