saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

鯨は魚の王様じゃない。

 自民党の小泉純一郎首相が郵政民営化のみに特化したCM。「郵政公務員の既得権を守って、一体どんな改革ができるんですか」を見ながら、どうしてこんな人物に人気が集まるか不思議でたまらなかった疑問が少し解けたような気がした。
 おそらく過去の首相は、誰であっても、自民党という組織の「顔」であって「個人」ではなかったのだと思う。
もちろん歴代首相のそれぞれが個性豊かな人物であったことは認めるが、例え、そうであっても彼らは、組織の長として公的に表面に出る場合は極力「自分」を抑えてきたに違いない。それをこの男は押さえない。
完全な小泉という個人の顔を全面に出す。(計算だと思うけれど)
それが「判りやすい政治家」「決断の出来る政治家」像として人気を得るのだろう。個人の資質そのものにリーダーシップを委ねられる傾向のある欧米型の政治家なのだろう。
けれど欧米の政治家達と較べて小泉の「政治」に奥行きがあるとは到底思えない。それが、小泉が強力なリーダーシップを発揮してるのではなくて単に「わがまま」と言われる由縁だ。
それは小泉からはじき飛ばされた政治家たちが言う恨み節上にある独裁やわがままとは少し意味が違う。鯨がいくら大きくても魚の王様とは言えないとの同じだ。

 劇場型選挙が「組織」よりも「個」を際だたせる性質を持っていること、そしてそれが今大きく展開しつつあることは、今後の政治を少なからず外から変えていく力を秘めていると思うし個人的には大きな進歩だと思う。
けれど次にとゆーか根底的に問われているのは、その個人の持っている「政治」力の筈。ここからのスタートだよね、今回の選挙の要は。

 プププのプ、笑かしよんの〜今日は柄にもないことを書いちゃったぜぃ。まあこれが蝦頭で書いている「佐藤ゆかり萌え」の裏テーマ。たまにはこんなことも書かないと、chikaの頭の中には精液しか詰まってないと思われるからね〜。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!