言霊の復讐

　バリ旅行用にとっておいた睡眠誘導薬を飲んだ為か、いつまでたっても眠い。
　ものすごく睡眠時間が短いヒトなのだから「深い眠り」が一番大切で、それさえも最近浅くなって来ている状況の中で手軽に手に入る睡眠誘導薬は救世主かと思ったんだけどなー。
　まあそれでも断続的に半覚醒状態が訪れるいつもの眠りは避けられたようで、眠いのに元気という妙な具合だ。
　
　だからと言うわけでもないのだけれど先ほどまで隣町のスーパーマーケットへ買い物に出かけていた。（地元にもスーパーはあるのだけれど極力行かないようにしている、、理由は簡単、人付き合いがうざいから。）
　保存食品がメインのまるでこれからキャンプに行って来ますって感じのお買い物をして、洗剤やらなにやらを見繕うために違うフロアに移動したら「生活アイデア商品展」っていう企画が催されていた。
　chikaは「生活」というものが殆ど無いヒトなんだけれど、こーゆーのを見るのは大好きだ。生活者としての人間が発揮する小賢しい知恵って、他の発明とか技術に比べて、とっても面白味があって可愛らしいじゃん。
　そこで見つけたのが「太もものすきまメイクガードル」。
スタイル抜群のchika（笑）には無縁の矯正下着なんだけれど、これって「生活アイデア商品」の棚にあるべきものなのかな〜とちらっと悩んだ。
　それに、chikaの感覚が決して多数派じゃないのは判っていうんだけれど、昔、「太ももの隙間」ってゆーのは不健康の一代名詞じゃなかったかしら？
　そうＯ脚ってゆーのもあるし。ガリ痩せでＯ脚の女なんて全然、魅力的じゃないって男共はみーんな思ってたような。たぶん、今でもそうだろうと思うよ。少なくともchikaの周囲の男共は皆そうだし。
　特にエロいのになるとピタピタの細身パンツに中身がみっちり入っているのが好きだってゆーしね。まあ、おデブでパンツの内股の部分がすぐに擦り切れちゃうっていう女の子は・・なんだけど、、。
　家に戻ってからこの「太もものすきまメイクガードル」を検索してみたら結構、ヒットしましたよ、立派な「下着」として、、。
　それとか『お尻専用の、「ヒップアップブラ」！』とか、これって文法的に間違ってねぇか。ケツもチチも一緒かよ、、。（ファッションでしか乳房も臀部も捉えられない感性には同じようなものか）
　まあ言いたい事はよく判るんだけど、、。でもこのセンス、杉田かおるを「捨て犬」とネーミングするのとよく似てるね。
　こっちも「負け犬」からセレブ、セレブから一転して「捨て犬」ってことで凄くよく判るんだけど、、こういう使い回しばっりしてると最後には「言霊」に復讐されるよきっと。（少年犯罪の増加とか凶悪化とか既にかなり復讐されつつあると思うけれど）

　それはそうと響鬼の二十八之巻 「絶えぬ悪意」ってどうだったんだろう？関西では日にちをずらせてオンエアされたもので、chikaは移動中の車の中でチラチラとしか見ることが出来ず、なんとなく香須実（蒲生麻由）ちゃんがイブキにモーションかけてる感じで気分悪ぃとか思たり、芦名星ちゃんの提案でトゲの塊を口へ入れられる黒の女クグツの妙にSMぽいシーンにぐっと来たりで、すごく忙しかったんだけど、、。
　なんだか女クグツの履いてるハイヒールのつま先が妙に記憶に残っちゃって、これからの響鬼に妙な期待をかけているchikaでございます。