saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

養老先生

chikaが住んでいる町には結構、桜がたくさんある。季節の変わり目には住居選びの条件に、仕事を優先させなかった自分の選択を正解だったといつも思う。
勿論、夜が中心のお仕事だからつらい事も多いのだけれど。それでも川があったり緑が多かったり、蓮華や桜・梅の開花を見ると、自分を見失わなくてすむ。
養老先生が「自己意識の肥大よりも身体」と拘っている意味がよく判る。肉体としての自分を世界につなぎ止めておく「自然」が必要なのだ。

今年の桜の開花は凄く遅い。いつもならchikaの散歩コースではもう三分咲きなんだけど、昨日今日で、ようやくつぼみが膨らみ始めた程度だ。
その散歩コースで奇妙な光景を見かけた。家々の壁に光のワッカが走り回っているのだ。
ちょうどそれは子ども頃、よくやったいたずらで、鏡なんかで人の顔に遠くから反射光を送る感じの光だ。注意してみると、沢山の家のベランダに廃物利用のCDディスク等が鳥避けの為にぶら下げてあり、それが春風にまっていた。
猫よけには水の入ったプラボトル、鳥避けには「大きな目の形をしてきらきら光るCDディスク」、、衛星都市の新案山子アイテムなんですね。
こんなのを見ると人間の営みって根本的には変わりようがないのかな〜などと、ちょっとは安心しちゃうんだけど。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!