saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ミホミュージアム

M I H O・M U S E U M(ミホミュージアム)って知ってますか?
まあこの美術館を内懐に抱えている信楽自体があまりビッグな観光地じゃないので、たぶん、マイナーな存在だろうと思います。
第一、冬季休館なんて信州の山奥じゃあるまいし、と言いながら、ここに行ってみると雪が降ったら辿り着けないだろうなぁと妙に納得してしまいますから。
ミホミュージアムは信楽町の山の中にあります。
周囲に人家は少なく美術館のある桃谷から一番近い集落が田代、超田舎です。京都の北山の裏が直ぐに山里風の田舎に直結してる感じに近いかな。
西に太神山、北に龍王山、金勝山、阿星山といずれ標高600メートル級の山が犇めきあっていてその奧懐にある「近場の秘境」のようなロケーションで、「陶器の町・信楽」は捨てた方がいいですね。
建物は建築容積80%を地中に埋没させいていて実際、入館してみるとこの美術館自体が森林の中に巨大な潜水艦みたいに潜り込んでいる感じがよく判ります。
 グネグネと山中の道路を登り詰めて来館者用の駐車場に車を止めたら、いかにもな感じのこじんまりした建物があるんですが、そこが玄関かというとそうではなくてこれがエントランス棟なんですね。
ここで入館手続きをするとミュージアム入口まで、徒歩か無料の電気自動車で移動する事になります。
徒歩で帰ってくる客はいても、行きはほとんどこの電気自動車に乗るみたいです。だってその道行きは今までと同じくやっぱり険しい上り坂だから(笑)。
 道筋左右にはしだれ桜が植えられてシーズンは相当綺麗なんじゃないかと思います。でトンネルと、つり橋を渡った所がミュージアムの玄関になります。この時点で完璧、ミホミュージアムは渓谷の山肌に位置する事になっています。
 入館料は千円なんだけど、玄関までで、もう元を取ったような気になります(笑)。ほんと冗談抜きで、美術館のアンコを味わう前に、カワだけで充分満足しちゃいます。超高級ホテルが建物自体で既に宿泊客の心を取り込んでいるのと同じです。
 館内は陰影のある自然光が巧みに取り入れられ、パブリックスペースの大きく開いた窓から見える信楽の山々は、水墨画の世界ですね。ちなみにここの建物は、ルーブルの別館を設計した I.M.ペイの設計らしいです。

それでアンコの方ですが、ミホミュージアムのコレクションは日本古美術と世界古美術品で占められていて、こっちの方面にまるで疎いchikaには豚に真珠、ニューハーフに避妊具の世界(笑)。
でも人のデザイン力って大昔も今も変わらないなぁって事だけは判りますね。

 帰りがけにエントランス棟にあるレストランで昼食をとりましたが、こちらは今流行の自然食をメインに取り入れたもの、野菜・穀物自体の鮮度というか本物度が違うので、かなり良いです。
素材は地元野菜だけど調理がB級でちっとも自然食の味じゃないレストランも多い中、ここは充分合格点とってます。
 chikaの泡銭で育てた舌は信用できないってゆー人は、この日同伴してた相方の「ここの赤米、半端じゃないね。」を信用して下さい、お勧めっ!

 ところでネットを流していたら響鬼魔化魍・姫やってた芦名星ちゃんが海外映画進出を果たしたみたい。日・加・伊合作映画の「シルク」で準ヒロイン役!
 1860年代のフランスと日本を舞台に、美しい妻をフランスに残し、世界で最も美しい絹糸を吐く蚕の卵を求めて、遠く日本へ旅に出た主人公の男が、異国の地で養蚕業者(役所広司)の娘(芦名)と出会って恋に落ちるという話らしい。
響鬼の「劇場版」の時は、顔が半分隠れるマスクをつけて、きっちり顔半分だけ汗かきながら全身タイツで意識が朦朧、座っているだけで息が上がってくる状況下で撮影を頑張った彼女、可愛いだけじゃないんです。
(それに相当エロかったし、誰よ、汗水漬くの全身タイツに顔埋めたいってのは、chikaのラバースーツで我慢してなさい。)
ああ響鬼、、、蒲生麻由ちゃんもいたし、、最高だったのになぁ、、遠い目、、、まあいいか、芦名ちゃんおめでとう、これからも頑張って!

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