仮面ライダービルド 第12話 「陰謀のセオリー」
なんだやっぱり戦兎って「天才物理学者」で、龍牙用の変身用ドライバーをもう一本作れるんだー。
やっぱ、へんてこミュージシャンてのは、捏造された過去でOKなんだよな。
そう言えばドラゴンとかも含めて、へんてこ武器も作ってたよな、、製作過程が全然描写されないから、あれ勝手に何処かから供給られるんだと思ってたよ(笑)。
それに戦兎って人情が判るクールガイだけど、全然、いずまいが科学者らしくないしな。(戦兎が科学用語使ったの最初の頃だけだろ?)
まあとにかく、今回のエピでは戦兎が天才物理学者だって事を改めて思い出せ、第2ライダーの扱いも、今での平成ライダーとはちょっと違うってこともよく判った、要するにクローズ(笑)、小栗旬とかな。
でも何より、「これはいよいよ来るのかー!?」って思ったのはスタークの正体だよな。
紗羽さんの自分語りの時のマスターのコメディリアクションが超白々しくて、ホントにマスターがスタークだったら、スゲー怖いくらいの役者だなスタークって、、でもマスター以外の人物で既出のそれらしい人間っていたか?
やっぱりその正体は葛城巧?
どっちが正体でも、それぞれ別の驚きがあるよな。
ってか今まで物語上には顔を出さなかったけど、戦兎が別の場所で関わった事のある新しい人物を登場させるって方法もないではないな。
どの方法でも、辻褄は一応合うし、今回の紗羽さんの「お父さんがー」の事情説明なんか聞いてると、意外と武藤脚本もそーゆー「アルアル」を恥ずかしげもなく使うのが判ったし。
でもどう考えてもマスターがスタークで、葛城巧を戦兎に仕立て上げて(何かから守ってやっている。あるいは何かに利用しようとそてる)ってのが普通の解だよな。
しかーし!何度も描いてるけどそれだとマスターの目的がなんであるにせよ、その活動過程が非道すぎて子ども番組にそぐわないんだよな(笑)。
まあ次回のお楽しみって事でいでしょ。
それに何時までもスタークの正体で引っ張られてもなーって感じだし。
タイミング的にもぼちぼち、新展開の頃だよね。
仮面ライダービルド 第11話 「燃えろドラゴン」
ホント、スタークの正体って誰なんでしょうね?
コレが数学の問題なら、マスターが一番正解に近い筈なんだけど、時々、スタークって、兵士Aみたいなキャラを、いともあっさり残虐な手口で殺しちゃうでしょ。
だから、ああいう光景見せられると、この物語を展開してるのが「子ども番組」であるという性格上、「スタークの正体、実はマスターでした」って展開は、マスターのキャラがトンデモなく重たくなって無理なんじゃないかと思うのね。
これが8時台ぐらいの帯なら全然OKなんだけどなー。
(だから、敢えてそれをやったら快挙!とも思えないし。それは平成ライダー初期で実験済みなんだよねー。)
まあいいや、とにかく今回は龍我君、仮面ライダー変身おめでとう回って事で(笑)。
あとは歴代平成ライダー2号が、高確率でへたれライダー化していく運命をどう回避するかだな。
なんだか変身ベルトが一本しかないみたいだから、それでドラゴンとビルドの競合をさけるのかしらん?
それとも龍我は筋肉馬鹿だから、そういつもたやすく大脳辺縁系連動とやらがクリア出来ないとか(笑)。
今回、そんなこんなでモヤモヤが幾つか残ったんだけど、一番のモヤモヤはスパイ紗羽だなー。
あれは「うぇーん、難波会長に捨てられたー。これからはアタシ、戦兎達の味方よ!」の解釈でいいのかしら。
でもなー、それくらいの引っ張りと展開で済ますんなら、今までの色々な謎も、謎じゃなくてテレビで説明してる通りなんじゃなのかって思えて来たよ(笑)。
あーでもないこーでもないって勝手に騒いで楽しんでるのはコチな訳だし。
仮面ライダービルド 第10話 「滅亡のテクノロジー」
今週のビルドを見てると、どうもやっぱりスタークの正体って葛城巧とは思えないんだよねー。
なーんか、演出が「そうじゃねーよ」って言ってるみたい(笑)。
科学の軍事利用がどうのっていう言い争いが戦兎との間に交わされていたものの、その他のシーンは全部、誤誘導みたいにしか見ない演出だったしな。
そうじゃないなら、なんで葛城巧は素顔を見せない理由がある?
ってか、そうじゃないなら演出下手すぎ(笑)。
・・でだったら、スタークの正体は誰?ってなると、やっぱマスターでしょ。 スタークは、マスターと同じ、物(今回は顔だったけど)を変化させる能力を持ってたし。
マスター=スタークである方が説明が付きやすい経緯が、今までだって多いんだよね。
幻徳と宇宙飛行士だったマスターが、パンドラボックスを間にして、それぞれの思惑で最初からつるんでたって考える方が色々分かり易いでしょ。
でそうなるとやっぱ戦兎=葛城巧かな?
いや、これは無理筋?
でもこの辺は、まだ伏せられてるマスターの思惑をどう描くかによって話は変わってくるよね。
って事で本筋展開はドラマに任せて、視聴者の関心事項は、お約束の仮面ライダー2号登場!
龍我って、ひょっとしたら変身しないままなのか?って思ってたけど、ようやく変身したね。
この調子だと、いつもみたいな単純なライダー2号じゃなく、物語の大筋にも大きく絡んでくる「第2号」になる可能性も。
楽しみですねー。
仮面ライダービルド 第9話 「プロジェクトビルドの罠」
サブタイは「プロジェクトビルドの罠」だけど、chikaは「武藤将吾の罠」に墜ちそう。
って「スターク=葛城巧」って本当ですか!?(笑)。
これは思いも寄らなかった。
このエピの半分ぐらい見てて、葛城巧と桐生戦兎の髪型ってそれなりに似てるじゃん、整形か変成かなにかして=でイメージ的にも結べるし、口調も途中でえらくノリノリ演出があったからもしかして?と思ったんだけだけどなー。
「スターク=葛城巧」かぁ、、確かに、考えてみれば辻褄は合う。
しかしこの意外感は、えげつない「印象操作」の結果なんだけどね(笑)。
でそうなると桐生戦兎の過去が、ますます判らなくなってくるなー。
もしかして只の通行人Aの科学者だったみたいな?
それで、その人物は凄い、イイ奴だったって事?
『仮面ライダーウィザード』の操真晴人ぽい?
それとも、やっぱりイカレタミュージシャンだったのか(笑)。
仮面ライダービルド第8話 「メモリーが語りはじめる」
葛城巧ってホントは死んでないんじゃなか?って気がしてきた第8話でした。
葛城巧の母親が作った甘すぎる卵焼きを涙を流して食べる戦兎とか、「桐生戦兎ならそれが出来る。万丈龍我ならそれが使える…」のスタークの台詞とかを聞いてると、もしかして戦兎の正体って死んだ事になってる葛城巧なんじゃないか?そうならファウストが戦兎を殺さないで、戦兎の過去だけを捏造する意味も判る。
、、とかね。まあこれはないだろうな(笑)。
ドラマ内で語られる葛城巧のキャラと桐生戦兎のキャラが余りにも別人だし、それならまだ「葛城巧=スターク」の方が無理矢理感が少ない。
でも、こういう事を考えるのは、ビルドの脚本展開が、それだけの余地というか余力を持ってるからなんだよね。
上に書いたような展開は「普通のドラマ」ならやってやれない事じゃないし、今までさんざん、少年や女性のスマッシュへの変身過程を描いているし・・スマッシュになると声とかもガラッと変わるから、スマッシュフィルター通すと「意外な人物が実は、、」ってのがやりやすいしね。
(実際、幻徳=ナイトローグって未だに違和感ある)
ただビルドはあくまでお子様対象だから、そこまではやらないだろうな。
ひねるとしても良くて、研究所で過去の桐生戦兎と葛城巧が意気投合した科学者同士だったとか、、くらいかな?
それとも、やっぱ戦兎は、ミュージシャン?(笑)。
仮面ライダービルド 第7話 「悪魔のサイエンティスト」
『葛城巧が、ファウストを作り、ナイトローグの正体は氷室幻徳!』って、氷室幻徳の正体は別として「事実は必ずしも真実ではない」のアプローチだな。
どう考えても葛城巧キャラで、悪の首領は無理だし(笑)。
武藤脚本、こんな感じで重層化された謎を一枚ずつペローって感じでめくりながら、話を進めていくんだろうか。やり手だね。
ってか、かなり話を練り込んだ上で、仮面ライダー脚本を引き受けたのか?
それとも「進撃の巨人」の諫山創みたいに、物語を転がす上で、色々、神ってるタイミングがあったんだろうか?
こんなのだと、スタークの正体がマスターって展開もアリだな。
てか新キャラを登場させない限り、スタークの正体って引き算するとマスターしか残ってないし(笑)。
ああ、立弥がいたっけ?いや立弥とスタークは同一画面上に出てたって?・・どうでもいいや(笑)。
どちらにしても立弥は、ファウストの意図的な戦兎の過去改ざんに関わっているのは、間違いないと思うんだけど(普通のドラマならそう)、それならなんの為にファウストは戦兎の過去をいじろうとするのかって問題が次に出てくるよな、、。
それともソノマンマなの?
まあこっちも、どうでもいいんだけど。
こういう、どの部分で展開を引っ張っていくかっていう主軸に、クセがあると、最近、付いていくのがしんどいんだよね。
「熱海の捜査官」とか「古畑任三郎」とか、やってる事はアレでもファーマットがばしっと決まってると、充分ついて行けるんだけど、こう、「あれもあります、これもあります」でやられると胸焼けがするってか、、、まあ酷く個人的な事で感想に書くのはおこがましいんだけど(笑)。
あっ、これビルドを貶してるわけじゃないよ。
ビルドは充分良く出来てる。これは嗜好上の話(笑)。
PS ところで「刑事ゆがみ」、アレ、好みだわ~。
浅野の黒と神木の黒、浅野の白と神木の白な、混ぜると面白い。
まだ混ぜ方が常識的で健全なのがちょっと残念だけど、それでも良い感じ。
仮面ライダービルド 第6話 「怒りのムーンサルト」
展開の速さでは前作エグゼイドと肩を並べるビルドだけど、全体の構成は、ちょっと違うみたいですね。
エグゼイドはウサギのうんちみたく、コロコロと、いや違った(笑)、違う種類の話が、意味繋がりで数珠繋ぎにチューチュートレインだったけど、ビルドはそれなりに、その背景にはがしっとした奥深い構成があるような、ないような(笑)。
だからまだ、戦兎の過去は霧の中?ってか敵陣営の正体も、具体的な姿は見えても、内容としての中身は何も明かされてないんだよねー。
この構成は、最近の海外ドラマから勉強してるんだろうなー、予算はなくても、そこは知恵さえ絞れば、真似出来るし。
でもさ、やっぱ武藤将吾脚本だけあって、ビルドってどこか映画クローズの匂いがするよね。
今回のエピ見て、ようやく龍我のキャラが何故あんななのかが判ったよ。
あれアニメキャラを無理矢理、実写に突っ込んでるんじゃなくて、『クローズ言語』体系の人物なんだね(笑)。
他の登場人物が、わりかしノーマルなので、今まで気がつかなかった。
今回、マスターが「そんなんじゃねえよ。あいつはただ不安なんだよ。記憶を失って自分が何者かわからない、それが不安でたまらねえんだ。だから自分がこうありたいという人間を演じてる。もちろんそこで芽生える感情は本物だけどあいつは喜びや慈しみを知る一方で、俺たちには計り知れない孤独を抱えているんだ」って戦兎の説明して、その後、龍我と戦兎がぶつかって、ああこれ「クローズ」やん!と思いましたよ(笑)。
拳で語り合うレイのあれ、お前の拳は俺の熱い魂にはまだ届かねーぞ、拳に魂を込めやがれ!とか、chika的はイミワカメの世界なんだけど、あるのは知ってるレイの世界。
同じバディモノでも、ドツキアイの喧嘩してなんか繋がり合ってるゼッのレイのあれ。
龍我はクローズ世界からやって来たアホな小栗旬なんだ!
・・・頼むから戦兎は、仮面ライダー界の戦兎でいてくれよー(笑)。
嘘々、ホントはそれも楽しいって思ってる。
「仮面ライダー×クローズ」めっちゃユニークじゃん。
この感じに、一番近い過去作品だと、操真晴人と仁藤攻介かなー?
あん時も操真晴人がややお兄ちゃんだったっけ、でも最後は晴人が壊れかけて攻介が頼りになってたなー。
今回のエピみてたらビルドバディも、最終回あたりの展開ではそんな感じ?かなって予想をしてみる。
なんてたってビルドは「普通のドラマ」だから、予想が立てやすくて好き(話笑)。
PS 本編とは関係ないけど石動美空の言動が、なんかいちいち、ウザイ(中の子は関係ないと思うんだけど)。
あー、、石動惣一もウザイな、、、『格好良く(可愛く)軽妙に面白い』ってホント難しい演技なんだなって思う。
ソレ考えると、真田丸の草刈正雄さんは若いときから逸材だったのかなぁ、、。